石垣スエノさんの墓前に誓う

 戦前の治安維持法の犠牲者の1人で、戦後下田村、香芝町の議員を務められたi石垣スエノさんの没10年を前に、治安維持法犠牲者国家賠償同盟香芝支部は、墓参を行いました。
 今回の墓参は、1951年以降67年間守り続けてきた日本共産党が香芝市で議席を失うという残念な結果の報告と4年後、必ず議席を回復するとの誓いを伝えること、さらに、戦前の治安維持法の再現ともいわれる「共謀罪」法案の廃案へたたかいを強めるとの決意を伝えることを目的として行われました。
 墓前で、国賠同盟奈良県本部の田辺実会長と同香芝支部長の藤本みや子さんが報告と誓いの言葉を述べました。また、日本共産党香芝市委員会の責任者も参列しました。
 石垣スエノさんは、25歳の時、一九三二(昭和七)年8月、「大阪・奈良でおこなう陸軍大演習に天皇がくる」ということで阿倍野付近のアパートなどに警察の臨検があり、阿倍野署に連行されました。スエノさんは「本名を言え」「誰と連絡しているか」と厳しく追及され、衣類をはぎとり、パンツ一枚にして吊り上げる、体にロープを巻きつけ引き回すなどで体も傷だらけにされました。しかし、彼女は、口をひらかず頑張りぬき、結局拷問による傷がなおるまでということで秋から暮れにかけて約二ヶ月間、阿倍野署に留置されやっと釈放された人です。
 石垣スエノさんは、戦後、奈良県で始めての日本共産党の女性の議員で今の香芝市、当時の下田村の議員でした。また助産婦として、多くの尊い命をこの世に送り出し、住民に慕われていました。

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by jcpkasiba | 2017-05-01 07:22 | Comments(0)
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