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池田英子議員の6月議会での一般質問・詳細

◆池田英子議員 
 それでは、一般質問させていただきます。何とぞ、初めての一般質問ですので、聞きづらい点もあるかと思いますが、最後までご協力のほどよろしくお願いいたします。
 私が一般質問として通告していますのは、1つは学童保育所の改善についてと、2つ目は医療費の中学校卒業まで無料化についてであります。

 初めに、雇用指数について触れたいと思います。
 政府の経済統計で、国内総生産が昨年10月から12月期にかけて、ことしの1月から3月期も記録的な落ち込みとなる一方、大企業を中心にした鉄鋼業生産は下げどまりの傾向が出てきたなどと言われています。そうした中で、一向に回復を見せないのが雇用の指標です。完全失業者は3月まで5カ月連続の増加で、完全失業率は5%に迫り、求職者に対する求人数の割合を示す有効求人倍率も下がり続けています。雇用悪化の最大の原因は、大企業を中心に、非正規の労働者だけでなく、正規の労働者に対しても雇用破壊が続いていることです。
 厚生労働省は非正規労働者の雇いどめ等の状況を毎月調査していますが、昨年10月からことし6月までに解雇を実施または予定しているのは、3月の調査では19万5,061人、4月調査では20万7,381人とふえ続けています。しかも、離職者7万3,250人の調査で、再就職できたのは1万5,617人、21.3%という深刻さです。
 一方、同じ調査で正社員の離職状況を見ると、100人以上の離職を調査したという、全くの不十分な中身でも、3月調査の1万2,502人が4月調査では1万8,315人にふえています。文字どおり氷山の一角ですが、雇用破壊が正社員に広がっていることはこれだけ見ても明らかです。これまでの不況なら雇用の悪化は景気悪化よりおくれることが多いと言われていました。ところが、今回の経済危機では、大企業が率先して派遣など非正規の労働者を切り捨てたため、雇用の悪化がこれまでより早くあらわれました。しかも、今回の場合、大企業の生産などは下げどまりが見られると言われるようになっても、雇用の悪化は一向に歯どめがかかりません。これまでの不況期でも、雇用の回復は景気の回復におくれてあらわれると言われています。今回の場合はそれに輪をかけて、落ち込みの始まりはこれまでより早く、下げどまりはさらに遅いと言われるほどです。
 これらの雇用指数から見ても、家計を助けるために働かなければいけない女性が今まで以上にふえるのは急務であります。私自身も子育てをしながら仕事をしてきましたので、保育所や学童保育所に預けることで、仕事に集中して働くことができました。保育所や学童保育所のありがたさは身にしみて感じている一人であります。
 それでは初めに、香芝市の学童保育所の定員人数、学童数、障害者の人数、指導員の人数、正規、非正規をお聞かせください。

 2つ目は、医療費の中学校卒業までの無料化についてであります。
 子供の通院、入院に係る医療費の自己負担分を助成する自治体独自の制度は、35年以上の歩みを持っています。日本共産党は、女性団体や医療関係者、住民とともに、一歩一歩実現のために努力してきました。それが実って、すべての都道府県で自治体独自の助成制度がつくられています。都道府県のうち、通院で小学までの助成制度があるのは約半数です。来年度、対象年齢を拡大する自治体も少なくありません。子供の医療費助成をめぐる35年余の運動の積み重ねは、当初の課題だった乳幼児から義務教育修了までの子供へと大きく発展しています。全国で日本共産党が住民とともに取り組んでいる「こども署名運動」も、そうした流れの中で息づいています。子供の医療助成制度は、47都道府県に広がったように、子育て中の人々はもとより、少子化対策、子育て支援としてだれもが支持、応援できる願いです。住民が議会に提出した医療費助成の拡大を求める請願については、党派を超えて実現のために奮闘すべきものです。香芝市でも党派を超えた市民の皆様の運動や先輩議員の方々の努力があって、子供の医療費の公費負担を入院まで小学校卒業まで実行しています。通院も小学校卒業まで広げる運動を引き続き行っていかなければいけませんが、今回はあえて中学校卒業までの医療費無料化についてお聞きしたいと思います。
 医療費中学校卒業までの無料化についての1つ目の質問として、香芝市における小学生の人数、中学生の人数をお聞かせいただきたいと思います。
 ここで、医療費中学校卒業まで無料を実現した一つの例を取り上げたいと思います。それは東京都であります。東京都の石原慎太郎知事は、2008年6月19日の都議会本会議で、日本共産党の議員団長が中学校3年生までの医療費無料化について、来年度実施に向け、直ちに具体化すべきだと求めたのに対し、今後実現に向けて準備を進めていくと答えました。日本共産党議員団は、2005年の都議選で中学生卒業までの医療費無料化を公約に掲げ、質問や申し入れで繰り返し取り上げ、2007年9月の議会では条例提案をするなど、一貫して実施を要求してきました。都民の運動が高まり、区部では23区中22区に実施が広がる中、石原知事は2年前の知事選で実施を公約しました。選挙後、日本共産党議員団は、中学3年生までの医療費無料化に向けての課題について、都が責任を持って、区市町村への助成負担を行い、その具体化について区市町村と協議するよう求め、知事に公約の実現を申し入れています。
 2つ目の質問として、香芝市で中学生まで行うとどれくらいの費用になるのかお聞かせください。また、東京都が医療費中学校卒業まで無料にしましたが、この見解にどのようにお考えであるかお聞かせください。
 簡単ではありますが、第1回目の一般質問をこれで終わらせていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。

◎高岡祥友保健福祉部長 それでは、池田議員の学童保育所についての現状についてお答え申し上げます。
 学童保育事業は、放課後保護者が家庭におられない児童を対象に、集団生活を通じ、育成支援や安全面を確保しながら、現在10校区、11施設で事業を実施しております。
 運営状況でございますが、6月1日現在で定員590名に対しまして538人、そのうち障害児童は16人入所しております。
 指導員につきましては、常勤職員が17人で、非常勤職員が40人でございます。

◎新居隆市民生活部長 医療費の中学卒業までの無料化につきましてご答弁させていただきます。
 乳幼児医療を初め福祉医療では、県の2分の1補助を財源の一部として実施しておりますが、小学生あるいは中学生の医療費につきましては県の助成制度はございません。このような中で、本市におきましては、平成19年8月より市単独事業として小学生の入院費助成を行っておりますが、21年3月末現在でこれを実施しておりますのは奈良県下でも本市及び郡山市、山添村のみが実施しているのが現状でございます。本市では県に対して福祉医療の補助の対象を拡大するように要望しておりますが、いまだに実現しておりません。したがって、小学生への入院費の助成も市単独の事業として実施しておるのが現状でございます。県の助成が得られない中で中学校卒業までの医療費の無料化には、新たに約9,000万円が必要となります。年齢別人口につきましては、6月1日現在で小学生は5,612人、中学生は2,498人でございます。
 また、東京23区や東京都は財政的に安定しておりますが、全国のほとんどの自治体は本市と同様で、財政状況が厳しいのが現実でございます。そのような状況の中で医療費の中学校卒業までの無料化を実施することは、現状におきましては非常に困難であると考えております。

◆池田英子議員 香芝市でも中学校卒業まで医療費の無料化をよろしくお願いいたします。医療費の中学校卒業までの無料化については、党派を超えて、市民の皆様と力を合わせて、実現のために奮闘すべきものです。私自身も運動をつくり、頑張っていきたいと思います。今回は医療費無料化については再答弁は結構でございます。ありがとうございました。
 それでは、学童保育所について2回目の質問をいたします。
 5月15日、芦高議員と前市会議員の藤本みや子さんと3人で、関屋学童保育所を訪問する機会がありました。関屋学童保育所は小学校から子供の足で15分から20分離れた公園にあり、そこにも驚きと心配を感じました。施設の老朽化、また予算不足で割れたプラスチックのすのこ3枚をテープでとめて使用し、トイレのマンホールのふたが簡単に開くこと、公園部分の土がでこぼこになっていて、危険であることを訴えられました。学童保育所を出た後、その足で総合福祉センターに行き、保健福祉部長と児童福祉課の課長と面談を行い、その旨を伝え、すのこ、マンホール、土のことは早急に修繕を行っていただきました。公園の土のでこぼこは課長みずからが砂利、土等を入れていただき、早急の対応に指導員の方も喜んでおられました。また、子供たちにも安心をプレゼントできたと思います。多忙の中、まことにありがとうございます。
 また、日程を変えて、その後、他の9つの学童保育所を視察させていただきました。建物の老朽化が進んでいる学童保育所は、下田、関屋、三和、志都美、鎌田、真美ヶ丘西の6校の学童保育でした。志都美と真美ヶ丘西はことしになってから床の張りかえをしていただいたと聞いています。プレハブのため夏は暑く、また学童の建物とトイレを結ぶ屋根はどの学童も穴があいているため、雨漏りがし、大雨が降れば横から雨が吹き込み、靴がぬれるということも聞いています。また、これらの学童施設のトイレですが、簡易トイレが1つと手洗いが1つしかなく、手洗い、うがいを励行している今回の新インフルエンザ対策の問題からも、児童の人数の割には極めて不十分と感じました。また、トイレにつきましては、現代の子供たちは洋式トイレになれているため、和式トイレの便器にそのまま座り込む児童もいて、不衛生だとお聞きしています。
 2つ目に、老朽化している学童施設について、修繕の計画はどのようになっているのかお聞かせください。

◎高岡祥友保健福祉部長 ただいま、るるいろいろ要望等がございましたが、今後におきましては、建設年度に諸事情の増加等、緊急性を十分考慮いたしまして、施設の改善等を含めた整備を計画的に図ってまいりたいと、このように考えております。
 なお、施設整備につきましては、現在の財政状況及び国の補助制度から、なかなか容易ではないと考えているところでございます。そのため、学校あるいは幼稚園の余裕教室等がございましたら、この有効利用につきまして教育委員会と連携を図りながら、よりよい方策を検討してまいりたいなというふうに考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

◆池田英子議員 職員の方が、指導員の方が以前はおやつを買いに行く時間、時間内にあったのですが、今はないとおっしゃっています。そのサービス労働についての回答をよろしくお願いいたします。
◎高岡祥友保健福祉部長 サービス残業についての回答ということでございますが、先ほども申し上げましたように、今後におきまして雇用条件等の見直しをさせていただきまして、検討して対応してまいりたいなと、このように考えておる次第でございますので、ご理解ほど願います

◆池田英子議員 わかりました。今後、様子を見ていきたいと思います。
 午前中、川田議員の一般質問でもありましたように、私自身も学童保育所の学年拡大には大いに賛成であります。そのためにも、働きやすい環境、学童保育所の指導員の方々は決して高額な給与をもらっているわけでもなく、子供たちのことを懸命に思い、指導を行い、働くお母さんたちのかわりとなって子供たちと接していただいています。今回、学童保育所を訪問させていただいて感じたことの一つに、学童保育士の現場の声、様子が市役所の職員に知られていない、届いていないように感じました。今回出した要望を少しでも実現させていただきますように今後よろしくお願いいたします。
 まだまだ私自身未熟でありますが、諸先輩方、市民の方の声を聞きながら今後頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
by jcpkasiba | 2009-09-03 09:18 | 池田えい子議員の議会報告 | Comments(0)
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