2013年 07月 24日
参議院選挙、奈良市長・市議選の結果について-日本共産党奈良県委員会
2013年7月22日 日本共産党奈良県委員会 委員長 沢田 博
一、7月21日投票で行われた参議院選挙、奈良市長・市議選で日本共産党は大きな躍進をかちとらせていただきました。
猛暑続く選挙戦で、ご支持をいただいた多くのみなさん、猛奮闘していただいた後援会員、党員のみなさんに、心からお礼を申し上げます。
参議院選挙では改選3議席にたいして比例で5、選挙区で3、合計8議席を獲得しました。奈良県では、比例で61541票(9・9%)、選挙区では谷川かずひろ候補が91074票(15・1%)を獲得し全国的な躍進に大きく貢献しました。
国政選挙で議席を伸ばしたのは実に15年ぶりのことで、今回の勝利は今後の国政における反転攻勢への重要な足がかりとなるものであす。
また、奈良市長選では、わが党が推薦した中村あつ子候補が14631票(8・48%)を獲得、健闘しました。
市議選では、前回選挙よりも得票を伸ばし、昨年の衆院比例の2倍、26494票(15・5%)を獲得し7候補全員の当選をかちとりました。得票では公明、民主、維新を押さえ、政党としては市議会第一党となりました。
寄せられた期待にこたえて、公約と住民要求の実現、政治の流れを変えるためにいっそう役割をはたせるように奮闘するものです。
一、今度の選挙戦は、まさに「自共対決」、自民党と正面から対決し、国民の所得を増やして景気回復、原発ゼロの日本を、憲法を守り、生かした平和日本、アメリカいいなり政治をただそうという四つの転換を訴えてたたかいました。
これが、憲法九条改定、消費税増税、原発再稼働、TPP推進、この安倍内閣の暴走政治に危機感をもつ多くの国民の心をとらえ、この暴走にストップをかける党の役割へ大きな期待が寄せられました。
また、参議院選と同時となり、各党総力となった奈良市長・市議選でも日本共産党は大型事業優先で、市民・職員いじめの奈良市政を鋭く告発するとともに、市民の暮らしを守り、奈良らしさを大切にした街づくりなど抜本的な対案を示し共感を広げました。
一、今度の選挙で得た国政と地方政治での新しい大きな力を生かし、政治を丸ごと変えていくために県民のみなさんと力を合わせて奮闘するものです。
そして強く大きな党をつくり、次の国政選挙ではさらに大きな躍進をめざし国民の願う政治の実現にいっそう奮闘する決意です。