今回の選挙は、教訓に満ちている。


 結論的に言って、この選挙に現れたことどもは、共産党綱領で言うところの「統一戦線」発展への一里塚ということ。
 政権を倒しうるような統一戦線の兆しが現れると、これへの反作用が働くこと。これまた、共産党の言葉、科学的社会主義の用語で言うと、「階級闘争の弁証法」。前原誠司という政治家が為した、歴史に残る一大背信行為。そしてそれが、選挙期間中の実に短時日に破綻せざるを得なかった根本的要因。そう、根本的要因は、「日米安保体制維持」「財界主導」を党是とする「もう一つの自民党」は要らないし、国民はそれを受け入れないどころか、より劣化した自民党政治を延命させただけということ。このことを証明した前原某の「功績」は大きい!
 選挙前に24歳の若い共産党支持者と話した。「選挙権を得て以来、共産党が勝った選挙しか知らない」と朗らかに言った。ナルホド。だとするなら、突然の党略的解散、突然の野党第一党の裏切り、そしてまた、それをよしとしない新しい政党の誕生や、無所属の政治家が生まれ、少なくない当選者が生まれたこと。そのプロセスで果たした...
日本共産党の、前原某とは正反対の意味での歴史に残る政治的役割。しかし、同時に日本共産党が、その政治的組織的な力不足を克服する責務を国民に対して負ったこと。どれもこれも、生きた政治のダイナミズムを若い人たちが実地に体験する格好の教材になったと思う。
 前原某の政治生命は、終わった。
 今日、若い仲間から、選挙結果をどう見るかについて、講演をしてほしいと依頼があった。上記のようなことを話すつもり。ただ、「統一戦線」とか「階級闘争の弁証法」などという社会科学の用語を一切使わずに、若い人たちに話すことができるかどうかは、「市民と野党の共闘」の新しい時代に、自分自身が問われていること。
 たたかいは、これからだ。(渡辺)

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by jcpkasiba | 2017-10-25 10:35 | Comments(0)
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