奈良・香芝市“ごみ越境問題” 「焼却費用1900万円」住民監査請求



 MBSは去年6月、香芝市に拠点を置くごみ処理業者が、隣の広陵町の飲食店などのごみを収集し、そのまま香芝市の焼却施設に持ち込んでいる疑惑を報じました。広陵町のごみ引き取り価格は1キロ当たり15円。一方の香芝市は13円と2円安く、業者が処理費用を浮かせ利ザヤを得ている可能性があります。こうした「ごみの越境」行為は廃棄物処理法で原則禁止されています。さらに業者の社長は香芝市の元職員で、かつてごみ処埋施設のトップでした。
 「もし自分らがいう事実が香芝王寺環境施設組合で把握されているなら、そういう是正措置が送られてくるはずやろ」(AMカンパ=一 上村書勇社長) 社長はごみ処理施設側からの指摘がないから「ごみの越境は行つていない」と主張していましたが、先月、香芝市は去年4月から5月にかけて「ごみの越境」行為があったと認定し、業者を30日間の業務停止処分としました。 市も認めた「ごみの越境」行為。不正に持ち込まれたごみの処理費用の3割は税金で賄われています。このため香芝市の住民4人は13日「市の税金を使って隣町などのごみを処理していたのは問題だ」として、住民監査請求を行いました。
 業者が香芝市のごみ処理施設に持ち込んだごみの量は2013年7月から急激に増え、ほとんどの月で80トン以上に。ところが、去年6月にMBSが問題を追及したあとは約20トン減りました。住民らは、2013年7月から去年5月までの間に「ごみの越境行為」が行われていたとみて、処理費用に相当する約1900万円を業者に請求するようごみ処理施設を運営する組合に求めています。

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by jcpkasiba | 2018-02-14 17:44 | 不祥事・事件 | Comments(0)
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